りよんの扁桃腺手術体験記
管理人の扁桃腺手術体験談(入院日記)です

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扁桃腺手術後の経過を簡単にまとめたページもあります。
入院日記目次
入院中の記録
退院後2ヶ月間の記録
手術の感想
1年半後
5年後
みんなの手術体験談(皆さまの扁桃腺手術体験談)
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9:45
入院時間は10:00でしたが、入退院受付場所に15分早く着きました。 予想以上にたくさんの人が集まっています。 こんなに入院する人がいるのでしょうか。それとも、退院する人たちなのでしょうか。 とりあえず、列に並んでみると、思いのほか、すぐに、私の順番が回って来ました。
まずは、窓口の人に、『入院申込書』 『入院保証書』 などの必要書類と合わせて 『診察券』 『健康保険証』 を提出します。保険証は何かの書類と照合された後、すぐに返却されました。 「10:00になったら、これから入院する○階に向かってください」と、口頭で案内されます。
10:00
時間になったので、先ほど教えられた階へと向かい、 その階にあるナースステーションで改めて受付を済ませました。
すぐに、担当の看護師さんが現れ、私を部屋まで案内してくれました。 「ずいぶん荷物が多いですね」と言いながら、 一番重たいバッグを部屋まで運んでくれます。 荷物を運び終えると、「また戻ってくるので荷物をまとめておいて下さい」と言われました。
ベッドの脇には、私専用に、引き出し付きの小さなクローゼット のような物が置いてありましたが、どうやら、私の荷物、この大きさでは収まりそうにありません。
案の定、この入院の為に図書館で大量に借りてきた本や、まとめて購入してきたティッシュの箱、 スキンケア用品が入りきらず、ベッドと壁の間に置き去りにされることになりました。
でも、誰の迷惑にもなりそうにないので大丈夫そうです。 この位置だと、すぐに取り出せるので、私にとっては使い勝手もいいのです。 ちょっとホコリが溜まりそうなのが心配ですが・・・。
しばらくすると、先ほどの看護師さんが戻って来て、 「ちょっと案内しますね」と、私を部屋の外へ連れ出しました。 付き添いで来てくれた旦那様は、ベッドの上に座って待つことに決めたようです。
案内されたのは、トイレ、お風呂、冷蔵庫の場所、 明日から毎朝診察を受けることになるという診察室(処置室)と、その待合室でした。それだけ説明すると、 「後は追々・・・」ということで部屋に戻っていいことになりました。
ところで、この看護師さん、とても雰囲気のよい人で、この人が担当者でよかったなぁ♪ とほっとしていたのですが、後になって、担当の看護師さんは、 毎日もしくは午前・午後で変えられてしまうのだということを知ったのです。
12:00
先ほど案内された、処置室にて耳鼻咽喉科の手術執刀医師から、手術内容の説明を受けます。 旦那様にも同席してもらいました。
医師は、紙に図や専門用語などを書きながら、「明日行うのは口蓋扁桃摘出手術であること」、 「炎症を何度も起こしている扁桃は癒着がひどい可能性があること」、
「細い血管が扁桃に絡んでいて (?ちょっとここは正確ではないかもしれません)、扁桃腺をはがした後、 出血を防ぐ為にレーザーで焼くこともあること」などを、ゆっくり丁寧にわかりやすく説明してくれました。
それから、「患者さんは、手術自体より術後の痛みの方を心配した方がいいかもしれません」とのこと。 痛みへの想像がますます膨らんでいきます。こわいっ!
手術についての説明を受けた後、部屋に戻ると、私の昼食の準備がされていました。 まだ、『標準食』なので、なかなかおいしそうです。実際のところは、さすがに病院食・・・味は少し薄味ですが、 それでも誰かが作ってくれたものはおいしく感じます。お腹を空かせている旦那様は、一時帰宅。
麻酔科の医師がやって来て、全身麻酔や、麻酔をすることによって起こりうる 副作用・合併症などについて説明をしてくれました。
合併症だとか、後遺症などの話を聞くと、「私は本当にこの手術をすべきなのだろうか」と、 また悩んでしまいます。扁桃腺・・・私は、これを摘出しなくても、生きていけるのです。
医師が残していった全身麻酔に関する資料を何度も読み返します。
全身麻酔に関する資料Ⅰ
全身麻酔に関する資料Ⅱ
しばらくすると、手術中にお世話になる看護師さんがやって来て、「不安なことがあれば聞いてね」と、 言ってくれました。先ほどの麻酔科の医師に比べると、 私を安心させてくれる言葉をいっぱい残して行ってくれました☆
微熱(37.4度)。そういえば、少し頭がボーっとします。「熱があったら手術は受けられない」とのことですが、 果たして大丈夫なのでしょうか。少し、不安な気持ちが芽生えます。
17:30
旦那様が再び来てくれた頃、私のお風呂の順番が回ってきました。本来なら、お風呂は16:00までの決まりなのですが、 明日は手術日です。当分お風呂に入れないことを看護師さんたちもご存知なので、特別に許可していただきました。
お風呂セットの準備をしていると、母と妹がお見舞いに来てくれましたが、「これからお風呂に入るところなの」と告げると、 「顔を出しに来ただけだから」と、3分程度で帰ってしまいました。
「せっかく来てくれたのに、申し訳ないことをしたかな」と一瞬思いましたが、 ほんとにすぐに帰るつもりの様子だったので、あまり気にしませんでした。 でも、一瞬とは言え、顔を出してもらえると嬉しいものですね。
18:00
お風呂から上がり、旦那様としばらく話していると、夕食が運ばれてきました。 『最後の晩餐』と言うには質素でしたが、おいしそうな焼き魚定食です。
でも、明日扁桃腺を摘出すると言うのに、 「魚の骨が喉に誤って刺さったら・・・とまでは気を回してくれないのかな」と話していると、 食べ終わったトレイを回収しにきた看護師さんが、廊下で「え~っ、魚だったんだね」と言っているのが聞こえてきました。 やはり間違いだったのでしょうか。
18:45
旦那様が帰宅しました。
19:00
退屈なので、テレビを見ます。
20:00
今日の21:00から、絶食が始まります(明日は全身麻酔で手術を行う為)。
部屋が乾燥しているせいか、喉が渇きますが、1時間後から水も飲んではいけないのです。
乾燥防止にマスクを準備。
ついでに、冷えピタもおでこに貼ってみました。
絶食の理由についてはこちら
20:30
看護師さんがリスミーという眠剤を持って来てくれました。翌日は手術の為、安眠が必要なのです。 私はもともと、寝つきが悪いのでとても有難く思いました。
でも、1時間ぐらいで効果が出ると聞いていたのですが、21:30になっても全然眠くなりません。 おまけに21:00から始まる絶食・絶飲のことを考え、事前に大量の水を飲んでしまった為、 トイレがものすごく近くなってしまい、21:00、22:00、23:00と1時間おきにトイレに行くはめに・・・。
冷えピタの貼りついたおでこに気づいた看護師さんが、わざわざ、氷まくらを持って来てくれました。 この病院の看護師さんは、本当に天使みたいな人が多いです。安心しました(^^)
※リスミーとは不眠症の治療薬で、入院1日目から毎晩飲みました。飲む、飲まないは自由でした。
リスミー|お薬事典|リスミーの詳細ならここカラダ
23:00
見ていたテレビ番組が終わり、 テレビを消し、 寝に入ります。すぐに眠ることができました。
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