扁桃腺の手術を受けられる方へのお手紙
りよんの扁桃腺手術体験記をご覧いただきありがとうございます。
はじめまして。管理人のりよんと申します。 私は、小さな子供を持つごく平凡な主婦です(^^)
私が扁桃腺摘出手術を受けたのは2006年10月のこと。 手術を受ける前に、どれだけ悩んだか、 どれだけ怖かったかは今でもはっきり思い出すことができます。
私は、皆様のことを何も知りません。 でも、同じ手術を受けたものとして、少しだけわかることがあります。
手術を受けると決めた皆様へ。
『本当によく決心されましたね』
仕事が忙しい中お休みをとるのが難しかった方、 お子様をおいて入院することを心配されている方、 学校をお休みしなければならない方、 皆様、置かれている環境は違うとは言え、色々な葛藤があっただろうと思います。
『痛みや後遺症のことが不安で仕方ない』
お気持ち、すごくよくわかります。本当に不安ですよね。
人それぞれ感じ方は違いますし、術後の様子も皆それぞれですから、 あくまでも、参考までにですが、術後6日目の日記で、私はこう書いています。
「痛みは相変わらずありますが、食事以外の時間に痛みを意識することは、 術後すぐになくなりました。“喉の痛み”は私にとって、日常生活の一部のようなものになり、 ツバを飲み込んで「あっ、痛い」とは思わなくなっています。
ちょっと、例えが違うかもしれませんが、まばたきするのと同じ感じなのです。 まばたきしたからと言って、「あっ、今、まばたきしてる」とは思わないのではないでしょうか。 それと同じような感じなのです。入院8日目の今、苦痛なのは、食事の際の痛みだけです。」
その食事の際の痛みも、退院後は急速に回復していくのを感じていました。
そして、現在の私・・・。
後遺症もなく、元気に過ごしています!(^^)v
ただ、私と同じように、 「扁桃腺炎を繰り返していた皆様」には知ってもらいたいことがあるんです。
それは、扁桃腺炎は、免疫力が低下しているときに起こりやすいということ。 扁桃腺に常在する菌が、免疫力が低下したことによって増殖して発症してしまうんです。
免疫力が低下する原因には色々あって、私が扁桃腺炎を起こしていたときは、 主に、「疲れ」「ストレス」が当てはまっていました。
扁桃腺(口蓋扁桃)をとれば、扁桃腺炎(口蓋扁桃の炎症)を起こすことはなくなります。 私も、扁桃腺炎に悩まされることがなくなり、平穏な毎日を過ごしています。 でも、それで安心しきってはいません。
手術をしてから、もっと、自分の体のことを考えるようになりました。
どうぞ、皆様も、手術が終わったあとは、 できることなら、免疫力が低下する原因を取り除いて、 ご自身のカラダに優しくしてあげてください。
今後、別の病気から自分を守るために、とっても大切なことです。
例えば・・・、
見た目には健康な人でも、毎日3,000~4,000個ほどの がん細胞 が生まれています。 免疫機構が正常に働いていれば、これらのがん細胞を攻撃し、退治してくれるので、 発病はしません。
癌(がん)を予防するために、また、発病した方に、 最も重要として勧められていることの一つが、 「免疫力を高める」ことだということをご存知でしたでしょうか?
免疫力低下により起こるもの(代表的なもの)
感染症 | その他 |
---|---|
・風邪症候群 ・ウイルス肝炎 ・扁桃腺炎 ・蓄膿症 ・中耳炎 ・口内炎 ・肺炎 ・カンジダ ・ヘルペス ・ニキビ ・歯槽膿漏、歯肉炎 |
・癌 ・腫瘍 ・糖尿病 ・疲れ ・片頭痛 ・痛風 ・冷え性 ・動脈硬化 ・腎臓病 ・認知症 |
私も、今年30代に入ります。 女性ならではの病気が心配になる年齢になりました。 もう、病気に悩まされるのは嫌なので、 免疫力アップをテーマに、健康的な毎日を過ごす努力をしています。
今は、手術のことだけを考えて、頑張ってください。
そして、手術が終わって、扁桃腺炎を起こさなくなっても、 一生付き合っていかなければならない体だから、 これから先も、ずっと大切にしあげましょう。
私も、自分のため、家族のために、 日々、努力していきます。
皆様の手術が無事終わりますよう、心から願っています。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
管理人りよん(2009/4/8)